SFTP To GoとCouchdrop
安全なクラウド共有ソリューションを見つけるのは簡単ではありません。なので、それを少しだけ簡単にするために、我々はあなたの意思決定プロセスをお手伝いすべく、潜在的なソリューションを比べてみました。本記事で、Couchdrop と SFTP To Go がどのくらい違うのか見てみましょう。
ビジネスに適したファイルストレージソリューションを見つけるとなると、今日では多くの選択肢があります。選択肢の多さは、助けよりはむしろ妨害なる程ですが、この比較検討ガイドを読めば、あなたとビジネスにとって最適な情報が得られるでしょう。
今回は、Couchdrop とSFTP To Goを比較してみましょう。SFTP To Go は、様々な規模の企業や業種の顧客800人以上から支持されている、安全なファイル転送のクラウドソリューションです。
Couchdrop はニュージーランドに拠点を置くクラウドストレージ企業で、同期用のエージェントが要らず、ラウドストレージとの直接の統合が可能です。
SFTP To Go と Couchdrop はどちらも人気のあるクラウドソリューションで、『Amazon S3』と『HTTPファイルアクセス』という、一見似たような仕様のものを共有していますが、今回我々は、SFTP To Go がリードしている理由を示すべく、両者の違いを概説しました。
ファイルのバージョン管理
SFTP To Goは、ストレージ層としてAmazon S3を使用しており、ファイルのバージョニング(以前に上書きまたは削除したファイルへのアクセスの取得)が可能です。Couchdropは、内蔵ストレージにこの機能は含まれていませんが、保存先をS3バケットにすることで実現できます。
ファイルの複製
SFTP To Go には、クロスリージョンでのファイル複製があり、違うリージョンや別のアカウントで別の Amazon S3バケットへのデータのコピーが可能です。この重要な安全機能は、何が起きてもデータはきちんと残ることができるものであり、Couchdrop には内蔵されていない機能です。
適正価格
SFTP To Go のスタンダードプランは、ユーザー10人用で月額25ドルからあり、Couchdrop はユーザー5人用で月額49.99ドルになります。プレミアプランだと、SFTP To Go は ユーザー800人用で月額1000ドルになり、Couchdrop はユーザー5人用で月額89.99ドルになります。したがって、複数のユーザーが利用する場合、SFTP To Go の方が、より経済的なソリューションとなります。ファイル共有のコストコ のようなものだと考えてください。
追加費用なし
格安航空会社で旅行する時に、荷物などの煩わしい付加サービスにお金をとられるのはどんな感じかわかりますか。Couchdrop はそのようなもので、例えば固定IP のための追加月額料金を請求しています。SFTP To Goには包括的な機能があるので、騙し打ちのような追加料金を支払うことなく、安全かつ確実にクラウドデータを共有することができます。
私達がサポートします
いくら自分が専門家だと思っていても、問題が発生することはあります。そして、今ここで問題を処理しないといけないのに、返信までに何日もかかる面倒くさいメールのやりとりを経ないといけないことほど、イライラさせられることはありません。サポートに関しては、SFTP To Go では、プレミアムサポートとしてアプリ内チャットを提供し、問題解決に即時性を持たせています。一方、Couchdrop には、メールでのサポートと、リクエストに応じる形の Zoom でのテクニカルサポートしかありません。ちなみに、この2つは SFTP To Goでも提供されています。
なので、複数のユーザーを抱え、最も利用しやすいテクニカルサポートとリージョンごとのファイル複製が備わったベストプライスをお求めの方には、SFTP To Go がぴったりのファイル共有ストレージソリューションと言えます。
これらをまとめるべく、あなたとビジネスのための最適な情報に基づいた意思決定を行えるように、CouchdropとSFTP To Goの比較をまとめた表を以下に作りました。
SFTP To Go | Couchdrop | |
---|---|---|
設定 | 1クリック設定 | メールとパスワードの設定 |
複数ユーザーのアカウント | プランに基づく | 必要に応じて、特定のディレクトリ、ファイル操作、2FA、ホワイトリストIPをユーザーごとにロックする。 |
アクティビティ記録と通知および API | アクティビティログ Webフック通知 |
Webフック フィルターなしでのメールでのアラート |
自動化 | REST API Webフック |
Webフック RESTまたはJSON API(プランによる) |
対応プロトコル | SFTP/FTPS/S3/HTTPS | SFTP, FTP/S, S3/ HTTPS |
ファイルサイズ制限 | 無 | プランによる。500GB-1TB 月間転送量制限 |
バンド幅 | プランごとにソフトリミット | 月間1TB の転送制限 |
セキュリティ - トランジットでの暗号化 | ✅ | ✅ |
セキュリティ - 静止時の暗号化 | ✅ | ✅ |
セキュリティ - インバウンドネットワークの規則 | ✅ | ✅ |
セキュリティ - パスワード | 複雑なパスワードの自動生成+ローテーション | ✅ |
セキュリティ - ユーザーレベルの権限 | ✅ | ✅ |
セキュリティ - 固定IP | どのプランにもあり | 専用インスタンスは追加費用で利用可能(月額120ドルから) |
サポート | アプリ内チャット プレミアムサポート Zoom(予約制) |
メール Zoom(予約制) アプリ内チャットは無 |
アクセシビリティ | SFTP/FTPS/S3 GUI, CLI または選択したプログラミング・ライブラリ+管理インターフェースへのウェブアクセス | SFTP/FTP/SCP/S3/Rsync |
保存性 | イレブンナイン オプションでのファイルバージョニングと地域を跨いでのの複製 |
イレブンナイン 地域ごとのファイルの複製やバージョン管理ができないため、上書きなどの場合にデータの喪失につながる |
ストレージの可用性 | SLA(サービス品質保証): 99.9% インシデントを透明かつ明確に通知するステータスページ |
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価格 | 1ユーザーにつき月額25ドルから。プレミアムは 800ユーザーにつき月額1000ドル | 30日間無料トライアル。1ユーザーあたり月々9.99ドルから。プレミアム は5ユーザー用のみで89.99ドル、その後は1ユーザーあたり17.99ドル |