以下の簡単な3ステップでSFTP上のファイルにアクセス出来、Windows エクスプローラや、他のアプリケーションで扱うことが出来ます。
SFTPとは
SFTP(Secure File Transfer Protocol )は、IT関係者やデベロッパーの間でよく知られた「安全なファイル転送プロトコル」で、統合や自動化の目的で使われています。その魅力は、組織内または組織間のリモートアクセスやファイル転送を可能にすることで、そこには信頼性の高いデータストリーム上でのファイルのアクセス、転送、管理なども含まれています。
「ドライブマッピング」とは
ドライブマッピングは、リモート共有にドライブ文字を割り当てることで、ネットワークリソースにアクセスするためのショートカットを提供します。リソースは別のデバイスに保存されますが、他のローカルハードドライブファイルと同じように動作します。アクセスするには、Windowsエクスプローラからローカルドライブを選択するだけで、そのリソースが【マイコンピュータ】と【Windowsエクスプローラ】に表示されます。
Windows 10でSFTPをドライブとしてマッピングすべき理由
SFTPをドライブとしてマッピングすると、リモートファイルシステムをローカルディスクドライブのように扱うことができ、リモートサーバーに保存されたファイルを自分のコンピュータにあるかのようにサッと簡単ににアクセスできるため、作業の煩わしさが解消されます。
マッピング入門
SFTPサーバーをまだお持ちでない方は、 SFTP To Goでサクッとセットアップしましょう。
- 最新版のWinFspをインストールします。ここから.msiファイルをダウンロードし、それを開いてインストールします。
- 最新版のSSHFS-Winをインストールします。お使いのWindowsのインストール環境(32ビットまたは64ビット)に対応した.msiファイルをダウンロードし、それを開いてインストールします。
- SSHFS-Winマネージャのインストールもお勧めします。秘密鍵または公開鍵認証による接続の作成だけでなく、単独または複数の接続の管理が簡単になります。ここから.exeファイルをダウンロードして実行し、インストールしてください。
これで必要なものがすべて整ったので、もうSFTPサーバーをWindowsのドライブとしてマッピングできます。
SSHFS-Winマネージャのインストールがまだ完了していない場合は、以下の手順でユーザー/パスワード認証を使ってSFTPサーバーをマッピングしてください:
- Windowsのエクスプローラを開き、
This PC
を右クリックします。
- ネットワークドライブのマッピング...(Map network drive…)をクリックし、開いたダイアログでドライブ文字を選択します。
- フォルダ入力で、「ユーザー名」と「ホスト名」を以下のパターンで入力します:
\\sshfs\[sftpuser]@[sftphost]
例:\\sshfs\mary@companysftp.com
- [
完了(Finish)
]をクリックし、次のダイアログでパスワードを入力します。 - 新しいドライブ文字がWindowsエクスプローラーに表示され、そのドライブ文字を使ってSFTPサーバーにアクセスできるようになります。
秘密鍵や公開鍵認証を使いたい場合は、SSHFS-Winマネージャで以下の手順に沿って実行することをお勧めします:
- SSHFS-Winマネージャを開き、[
Add Connection(接続の追加)
]をクリックして新しい接続を追加し、必要な接続の詳細をすべて入力します。その後、[Save (保存)
]をクリックします。
- 作成された接続をクリックすると、接続が開始します。
- 接続が開始されず、エラーメッセージもない場合は、[
Settings(設定)
]をクリックし、SSHFSバイナリへのパスが正しく設定されていることを確認します。続けて、再度接続の開始を試みます。
WindowsでSFTPのマッピングを解除する
- Windowsエクスプローラを開きます。
- マップされたドライブを右クリックし、[
disconnect(解除)
]をクリックします。
はい、完成です!とても簡単でしょう?これでSFTPサーバーにホストされているファイルへ簡単にアクセスできるようになりました!