シンプルでパワフルなファイル共有ソリューションの選択は難しいですよね。そこで、その意思決定をお手伝いすべく比較ポイントをいくつか出してみました。本記事でExavaultとSFTP To Goを比較してみましょう。

ビジネスに適したデータ共有ソリューションを決めるのは、選択肢が多すぎるのは頭を抱える問題かもしれませんね。直ちに決めたいところですが、まずは落ち着いて調べることが大切です。本記事の代替比較ハブでは、SFTP To Goと他のデータ共有の代替案との間で十分な情報に基づいた決定を下すのに必要な判断基準をご提供します。

Crazy Ant Labsは革新的で費用対効果の高い SFTP To Goの前身である民間企業で2019年に設立されました。現在、あらゆる企業規模や業種における、400以上もの国際的な顧客に安全なファイル転送のソリューションを提供し、ご満足頂いております。

"SFTP To Goは、「ファイルのやり取りが非常に簡単であること」と、「FTPサーバーのような単純なことは部門間の調整なしで自分だちのグループで管理できること」 の2点で非常に優れた製品です。"
- Nexant 社のプリンシパル、デビッド・アシュリー氏
詳しくはこちらをご覧ください。

Exavaultは2007年に設立された、世界中で数千の企業にサービスを提供している、ビジネスファイル転送用のクラウドFTPソリューションです。

Exavaultは、Exavault FTPサーバーにある保存ファイルの取得・共有のためにメールによるリンクの送信に重点を置いてビジネスユーザーをターゲットにしていますが、継続的なプロセスやデータ共有・処理の自動化の重要性は欠けています。

それに対して、SFTP To Goはソフトウェアデベロッパーに焦点を当てており、公開 API の開発と維持に貴重な時間、お金、およびリソースを無駄にすることなく、自動化または SFTP/FTPS/S3 をデータ交換ポイントとして使用するユース ケースに最適です。

自動操縦スタイル。写真:Unsplashケイシー・ホーナー氏

SFTP To Go セキュリティに重点を置いており、データを組織が保有する最も貴重な資産の1つであるとし、それを安全かつセキュアにすることを使命としています。また、ExavaultはデフォルトでファイルへのプレーンなFTPアクセスを許可していますが、SFTP To GoはFTPアクセスを全く許可していません。さらに、SFTP To Goで利用できる安全なプロトコルである「SFTP」と「FTPS」は、データがネットワーク上で暗号化されることを保証します。SFTPとFTPSに加えて、SFTP To Goは HTTPSをベースにした一般的なクラウドREST APIである S3 へのアクセスも可能にし、さらなる安全性を追求しています。

SFTP To Goは、転送中だけでなく静止中もファイルを暗号化し、明示的に許可された人以外はファイルにアクセスできないようにします。

SFTPプロトコルは、暗号化だけでなく、認証処理にSSH(セキュアシェル)を利用しており、このようにセキュリティを強化することで、従来のユーザー名とパスワードに加え、秘密鍵/公開鍵認証のオプションを提供します。

パスワードに関しては、SFTP To Go強力なパスワードポリシーパスワードローテーションが使われ、パスワードの寿命を制限することができるため、パスワードベースの攻撃のリスクを軽減することができます。また、ファイルを他の人と共有する場合、永久的なリンクを使用するのではなく、期限付きのHTTPSリンクを生成することができ、それによってセキュリティが強化されます。

最後に、インバウンドネットワークのルールを利用することで、どのIPアドレス範囲からユーザーが接続できるか、どのプロトコルを使用できるかを指定することができます。

We take data security seriously. Photo by Liam Tucker on Unsplash

セキュリティに加えて、データが絶対に失われないようにすることも目指したことから、SFTP To Goのストレージ層としてAmazon S3を選びました。以下の数字をご覧ください:

Amazon S3は「イレブンナイン」の耐久性を目指してデザインされており、10億個のファイルを保存しても、100年間は1つもファイルが失われることはないだろうということになります。

  • アップタイム:Amazon S3 は99.99%のアップタイムを目指してデザインされており、ダウンタイムは年間1時間未満です。

さらに、データをユーザーのミスから保護するために、SFTP To Goファイルごとに複数のバージョンを保持するオプションを提供しており、それによって何か問題が発生した場合には時間を遡ったり、シンプルにファイルの変更点の追跡ができます。

災害時のデータ保護はどうなるのでしょうか?それ聞いちゃいますか?SFTP To Goでは、リージョン間でファイルの複製ができるので、リージョン全体の停電や災害が発生した場合でも、重要なデータのフェイルオーバー(障害復旧)ができます。なので心配いりません、私たちがバックアップします。

道を開けろ!援護が来たぞ!重いぞ!

妥協しないセキュリティ、効率的な自動化、高い耐久性と可用性を備え、しかもワンクリックで設定できるファイル共有ソリューションをお探しなら、SFTP To Go は間違いなくピッタリなソリューションです。​

簡単な結論として、SFTP To GoExavaultの比較をここにまとめました:

SFTP To Go Exavault
1クリック設定
複数のユーザーアカウント プランによる プランによる
アクティビティログ
通知
API
自動化 API および Webフック API および Webフック
プロトコル対応 SFTP/FTPS/S3/HTTPS FTP/FTPS/SFTP/HTTPS
ファイルサイズの制限 None None (Large files should be uploaded via FTP and not HTTP
バンド幅 プランごとにソフトリミット プランごとのバンド幅とAPIコールの制限
セキュリティ - トランジット時の暗号化 プロトコルによる
セキュリティ - 静止状態の暗号化  
セキュリティ - インバウンドネットワークのルール
セキュリティ - パスワード 複雑なパスワードの自動生成+ローテーション ユーザーによる設定
セキュリティ - ユーザーレベルの権限
サポート アプリ内チャット&プレミアムサポート オンライン、電話、メール、またはマンツーマン(要予約)でのサポート
アクセシビリティ SFTP/FTPS/S3 GUI、CLIまたは選択したプログラミングライブラリ + 管理インターフェースへのウェブアクセス。 ウェブクライアント、またはS/FTPクライアント
保存性 イレブンナイン 不明
ストレージの可用性 SLA(サービス品質保証):99.9% 不明
冗長性 任意でファイルのバージョン管理、複製が可能 ネットワークレベルの冗長化+二次災害復旧機能
価格設定 月額10ドルから 月額50ドルから