業界
ヘルスケア
本社
フランス, パリ
企業規模
従業員51〜200人
Hubloについて
Hubloはパリに本社を置く企業で、2,800を超える医療・福祉施設の採用やスタッフの入れ替えを中心とした人事管理を支援しています。2016年の設立以来、40万人以上の専門家が登録し、Hubloは瞬く間にフランス最大の医療専門家コミュニティとなり、その後ドイツ、ベルギー、スイスにもサービスを拡大しています。
Hubloは、給与計算や人事管理システムなど、顧客が使用しているツールと統合し、クラウドベースのサービスを活用した「すぐに使いやすくなる」ソリューションを提供しています。これにより、顧客は施設間でスタッフの募集または動員や、配属の管理、その場での採用契約作成ができるようになります。また、Hubloのダッシュボードでは、こうしたプロセスをサポートするために、人事管理者がスタッフの利用状況や動員状況を追跡し、データドリブンで業務を進めることができます。
また、医療従事者と新規採用者の双方にとって直感的で使いやすいプラットフォームであるという利点から、Hubloのサービスは2020年3月の新型コロナウィルス感染症の第1波において、60,000人のボランティアを動員するために6,000の医療施設で使用されました。
「Hubloは、医療従事者が本来の使命である「ケア(care)」に集中できるために、デジタルツールを駆使し、世界中の医療従事者の働き方を改善することを目標としています。」 Pierrick Jolly, ソフトウェア・エンジニア
課題
Hubloの価値を最大限に引き出し、スタッフに負担をかけないようにするためには、既存のソフトウェアサービスでの統合が不可欠でした。ところが、医療提供者の方は様々な人事管理用ソフトウェアを使用しており、そのすべてが同じように使いやすく、他のソフトウェアとうまく連携できるわけではないことがわかりました。これらの製品のいくつかは、HTTPベースのAPIの時代より前に誕生したものもあり、ファイルのインポート/エクスポートに制限されているものもありました。
また、医療提供者や介護施設、老人ホームではプライバシー保護において厳しい規定があり、ネットワークを公共のインターネットには公開できないこともHubloのスタッフが直面した壁の1つでした。
これらの「スタッフの稼働状況、スキル、履歴書、任務などに関するデータを、顧客の管理システムとの間で安全で迅速かつ簡単にインポート/エクスポートができる」ソリューションを見つける必要がありました。
「ソフトウェアによっては、Web技術に依存していないものもあります。顧客にAPIを提供することは、顧客側でプログラミングの負担が増えてしまうため、SFTPを使うよりも複雑になります。」 - Pierrick Jolly, ソフトウェア・エンジニア
結論
上記のすべての面において、「SFTP To Goの管理しやすいグラフィカルインターフェースは、まさに私たちが求めていたものでした。もちろん、サービスの高い可用性とカスタマーサポートも信頼できるのでとても助かっています。おまけに、S3ストレージとAPIもありますし ね。」 - Pierrick Jolly, フルスタックエンジニア
Pierrick様とそのチームは、 Hubloと顧客が持つシステム間の安全な接続先としてSFTP To Goを選びました。より安全でプライベートな方法で、データ統合と自動化を簡単に行えるようになりました。
現在、Hubloは定期的にアップロードされるファイルの形式でデータを受信しています。SFTP To GoのWebフックは、ファイルがアップロードされるたびにHubloのアプリにプログラムで通知し、同じプロセスで Hublo内のスタッフへの割り当てでの顧客システムを最新状態に更新します。
Pierrick様は、「もし2つのシステムが連携していなければ、ユーザーは自分で両方を更新しなければなりません。SFTP To Goを使うことで、ユーザーは必要な情報をすべて社内のソフトウェアに入れることができます。そして、Hubloがその情報を受け取り、同期を行います。」 と言います。