シンプルでパワフルなファイル共有ソリューションを選ぶのは難しいので、意思決定の助けとなるよう、比較ポイントをいくつかご紹介します。では、SharetruとSFTP To Goを比較してみましょう。

安全なファイル転送を実現するのに、どのようなソリューションを選べばよいのか、迷ってしまうかもしれません。そこには巨大なマーケットがあり、かつ素晴らしいオプションでいっぱいです。とはいえ、そのオプションはすべてが同じではないことも頭に入れておいた方が良いでしょう。そこで本記事では、『SFTP To Go』と『Sharetru』のどちらにするかを決めるお手伝いをします。

どちらも SFTP プロトコルでアクセスできる安全なクラウドソリューションを提供し、保存データが常に保護されていることを保証すべく、想像できるすべてのセキュリティ手段を取っています。Sharetruは、非常に限定的なユーザーをターゲットとしてそのニーズに応えており、SFTP To Goは、無駄のない、柔軟で強固な、自動化を中心としたファイル共有ソリューションであることを売りにしています。

SFTP To Goは、安全なデータ転送ソリューションです。2019年に発売され、現在、世界最大級の企業も含め、世界中で800社以上の利用客に好評を頂いております。利用客には、そのシンプルさ、厳重なセキュリティ、多様な機能とユースケースにより、SFTP To Goが 自身のニーズに最も適したオプションであると感じて頂いております。

Sharetru は2001年に「FTP Today」として立ち上げられ、マネージドクラウドストレージ市場ではベテラン勢と言えるでしょう。彼らの誇りである『GOVFTPクラウド』は、2018年に始まりましたが。このサービスは2022年後半に「Sharetru」として再建されました。

シンプル、柔軟、無駄がない

Sharetruはこの分野ではベテランで、間違いなく信用と尊敬に値します。2001年の創業当時、彼らは VMWareや、セキュリティのための CISCOファイアウォール、レプリケーションのための Zertoを使い、自分たちでインフラを構築しないといけませんでした。

しかし、時代は変わり、SFTP To Go は完全に最新のものになりました。SFTP To Go は、スケーラビリティ、耐久性、頑強さがすでに組み込まれている AWS(Amazon ウェブサービス)を使える特権を持っているため、SFTP To Goはより現代的になり、その結果、よりスリムで、より手頃な価格になっています。

SFTP To Goは、AWS(Amazon ウェブサービス)上に構築されており、ストレージ層として、99.9999999%の耐久性と連続可用性(99.99%のアップタイム)を実現するようにデザインされた、拡張性と信頼性の高い高速クラウドストレージサービスである Amazon S3 が使われています。

SFTP To Goは、AWSの使用と、ストレージ層としてのAmazon S3の選択によって、高い可用性と耐久性を備えた強固なファイル共有ソリューションとなっています。

ソフトな制限

SFTP To Goは、ストレージとファイルサイズの制限に関しても、より柔軟性があります。Sharetru はプランによってストレージにハードなプランに基づいた制限があり、ストレージの制限に応じたファイルサイズの制限があるのに対し、SFTP To Goはファイルサイズの制限がなく、ストレージ容量にソフトなプランに基づいた制限があります。プランによってストレージ容量に差はありますが、たまに制限を超えることがあっても厳しい対応をとられることはなく、顕著な傾向が見られた場合のみ、プランをアップグレードの連絡がいきます。

Sharetruでは、追加料金でストレージ容量を追加できますが、カスタマーサクセスマネージャーへの連絡や状況の整理が必要になります。一方、SFTP To Goでは、いつでも好きなときに、(もし人と接するのを好まないのであれば)誰にも連絡せず、話すことなく、プランをアップグレードまたはダウングレードすることができます。新しいプランをクリックして有効化すればいいだけです。(そうは言っても、いつでもこちらからのサポートは可能ですし、そのご連絡もいつでもお待ちしております。アプリ内のチャットでいつでも直接ご連絡くださいね)。

セットアップが面倒臭くない

SFTP To Go は 1 回のクリックだけですぐに使えるようになる非常に簡単なセットアップであるため、初っ端からこのシンプルさとゼロ タッチを経験できます。100%セルフサービスですが、人間の力を借りた方が楽だという方は、いつでもご連絡いただければご要望を伺い、製品の概要もお分かりになります。

Sharetru のホームページ上の CTA(Call to Action) は「デモの予約」ですが、無料トライアルへのサインアップも可能です。ただし上位プランでは、Sharetru の担当者とのデモの予約が必要です。

政府関係者には

もう一つの大きな違いは、政府機関や米国を拠点とするユーザーや企業を対象としている、Sharetru の特殊なターゲット市場です。その理由をご説明しましょう。

情報を共有する企業はほとんど、可能な限り真摯なセキュリティ対策を講じる必要もありますが、一部の分野では、非常に厳しい規制やセキュリティ基準への準拠も求められています。政府機関や防衛関連企業、あるいは航空宇宙関連企業における厳しいコンプライアンス要件を考えてみてください。このような仕事では、コンプライアンスに従わない場合、多額の罰金、ビジネスの損失、さらには懲役刑になる可能性があります。

そこで登場するのが Sharetruの『GOVFTPクラウド』です。Sharetru のトップレベルのクラウド・サービスは、できるだけ多くのコンプライアンス・ボックスをチェックすることを目的としていますが、そのどれもが、大抵の企業やユーザーには関係のないものばかりです。このように、非常に特殊なニッチ市場のニーズに応えるには、一連の負担が伴い、その結果、高額な料金が発生するのです。

SFTP To Goは、コンプライアンスのニーズにも対応します。SFTP To Go は、プレミアム プランで HIPAA (医療保険の携行性 と責任に関する法律)のコンプライアンスを提供しており、SFTP To Go を使用する SOC2 (ITサービス企業における内部統制の監査)のコンプライアンスを必要とする顧客にも問題なく定期的に対応しています。また、SFTP To GoはTrust Services Criteria(セキュリティ、可用性、処理の完全性、機密性、プライバシー)に準拠し、最高レベルのセキュリティ対策を施しているため、SOC2 監査に合格することは間違いないでしょう。

米国中心である理由

Sharetruの非公開のクラウドインフラはテキサス州とケンタッキー州にあり、SFTP To Go はヨーロッパまたは他のAWS 地域にもインフラがあります。つまり、ヨーロッパの企業やユーザーは、SFTP To Goを使うことで、重要なデータが大陸から離れることがなく、GDPR(一般データ保護規則)の要件も満たすことができるので安心だということです。

実はSFTP To Goでは、データの保存先を米国やEU、あるいは世界の他の地域から選ぶことができ、これは、AWSを自社のローカライズされたインフラの代わりとして使うもう1つの利点になります。Sharetru の代わりにSFTP To Goを使う利点がまた一つ増えましたね。

オートメーションに三拍子

自動化に関しては、SFTP To Go の方がニーズと懸念に応えていると言ってよいでしょう。Sharetru と SFTP To Go はどちらも、ストレージ内のデータがアップロード、ダウンロード、または削除されたときの通知ができますが、イベント駆動型の Webフックが提供されるのはSFTP To Goだけです。

Sharetru では、ストレージ内のファイルがアップロードされると、自動的にアカウント内でアクションが行われたことを通知するメールが届きます。一方

SFTP To Goでは、同じ出来事で、アプリにアカウントでのファイル操作に基づいたアクションを取らせることができるWebフックを使って、自動化されたプロセスを起動させることができます。

Webフックは多くの企業やユーザーにとって非常に便利なものです。オンラインサービス間を通信しやすくする手段であり、アプリ同士の接続手段でもあるため、SFTP To Goを安全なデータ交換ポイントとして使ったアプリの統合方法が提供されています。RECUPのお客様によるブログでは、SFTP To GoとWebフックを使ってShellとシステムを統合し、注文と請求のプロセスをスムーズに自動化した方法が紹介されています。

SFTP To GoはREST APIも提供しているので、カスタム統合の構築ができ、それによって、認証情報、Webフック、受信ネットワークルール、その他のオブジェクトを含む組織の管理、制御、および変更が可能になります。一方、Sharetru は、上層プラン($300/月 〜)のみでAPIアクセスが提供されています。

セキュリティの利益を最優先し、データの保存場所を自由に選択でき、ストレージを完全に制御し、高い耐久性と可用性を備え、自動化機能を提供できるファイル共有ソリューションをお探しなら、これ以上探す必要はありません。SFTP To Goは正しい選択であり、ワンクリックで始められます。

ご参考までに、【SFTP To Go】と【Sharetru】の決定的な比較を以下にご紹介します:

SFTP To Go Sharetru
設定 ワンクリックで設定でき、人の手は不要(ただし、必要な場合はサポート有り) デモの予約する、か「トライアルを始める」のボタンを探し出す
複数のユーザーアカウント プランに基づく 無制限のトップティアプランを除き、価格はユーザー数(最小値)による
アクティビティログ&通知&API アクティビティログ
Webフック通知
アクティビティログ
メール通知
オートメーション REST API
Webフック
APIアクセス(トップティアプランのみ)
ファイルの保存と削除
対応プロトコル SFTP/FTPS/S3/HTTPS FTP/SFTP/ FTPS/HTTPS
ストレージ制限 ソフト ハード
ファイルのサイズ制限 ストレージの上限まで
バンド幅 プランごとのソフト制限 無制限
セキュリティ - 輸送時の暗号化
セキュリティ - 静止時の暗号化
セキュリティ - インバウンドのネットワークのルール
セキュリティ - パスワード 複雑なパスワードの自動生成とローテーション ユーザーによる設定
セキュリティ - ユーザーレベルの権限
セキュリティ - 固定IP
サポート アプリ内チャット
プレミアムサポート
Zoomのスケジュール
指定のカスタマーサクセスマネージャー
アクセシビリティ SFTP/FTPS/S3 GUI、CLIまたは選択したプログラミングライブラリ + 管理インターフェースへのウェブアクセス Webクライアント
保存性 11ナイン
オプションのファイルバージョニングと地域間のレプリケーション
FTPクラウド:7日間のオフサイトバックアップ GOVFTPクラウド:30日間のオンサイトバックアップ
ストレージの可用性 SLA: 99.9%
インシデント発生時に透明でわかりやすい通知を行うステータスページ
SLA: 99.9%
価格設定 $25/月〜 $120/月〜
データ保存場所 AWSリージョン不問(EU、USを含む) 米国のみ